二重まぶたの埋没法で知るべき注意点や手術後の経過とダウンタイム
理想とする二重は人それぞれ異なりますが、手術をすることにより理想の二重つくることができます。その手術方法の一つが埋没法です。
埋没法とは、皮膚を切らずに糸を使って人工的に二重のラインをつくる手術方法です。まぶたを強くかいたりこすったりすると、糸が外れて手術前のまぶたに戻ることがありますが、再び手術をして二重をつくることが可能です。
二重をつくる手術方法には皮膚を切る切開法もありますが、埋没法は切開法と比べて腫れや痛みなどのダウンタイムや手術の時間が短く、皮膚を切ることに抵抗がある人やダウンタイムの時間をとれない人でも受けやすい手術です。
ただし、目もとの印象を大きく変えたい方や埋没法を繰り返し受けていて糸が外れやすい方は、切開法が向いている場合もあります。埋没法のリスクやデメリット、埋没法が自分が理想としている二重をつくる方法として適しているかを知ることで、仕上がりに満足する二重まぶたを目指すことができます。
もくじ(メニュー)
皮膚を切らずに二重まぶたを形成できる埋没法
埋没法は、医療用の極細糸をまぶたの皮膚表面から裏側に通して、まぶたの開閉をつかさどる筋肉、あるいはまぶたを支える瞼板(けんばん)と皮膚を糸で固定することで二重のラインをつくります。また、二重のラインを変えたくなった場合、抜糸をして元のまぶたに戻し、再手術で前回と異なる二重のラインをつくることも可能です。
埋没法の手術にかかる時間は両目で10分~30分程度と短いことから、クイック法と表記している医療機関も少なくありません。医療機関によって多様な糸の通し方や結び方が考案されているため、それぞれ表記や呼称は若干異なることがあります。
体に負担がかからない埋没法
体内に残っていても害はない糸
埋没法で使用する糸は、心臓外科や脳外科の手術でも使用される特殊な糸で、引っ張られても切れにくく、体内で溶けないため抜糸をしない限り消えることはありません。
癖がつきにくいナイロン製か、こしがあり癖がつきやすいポリプロピレン製のどちらかで、それぞれ「7-0」という直径0.050㎜~0.069㎜の太さです。糸の切れにくさや二重の持続性に違いはありませんが、取り扱っている糸は医療機関やドクターによって異なります。
まぶたを強くこすったり加齢によってまぶたの筋肉が衰えると、糸がゆるんだり外れることもありますが、体内に一生残っていても害がないといわれています。しかし、炎症などの異常が生じた際は抜糸をおこなう必要があります。
糸の結び方と糸の耐久性による二重の持続期間
糸の結び方や締め具合が不適当であると、糸が外れて元のまぶたに戻ることがあるため、糸の結び目がほどけにくいように釣り糸結びを応用したり糸を複数回にわたってループさせて通すなど、医療機関ごとに工夫をして糸が外れるリスクを軽減しています。
埋没法で使用する糸の耐久性は永久的ではありません。そのため、耐久性が長期の経年によって失われると、糸が切れて二重のラインが失われることがありますが、短期間で切れることはほとんどありません。
また、糸が切れたとしても二重のラインの癖が定着した場合、まぶたの皮膚の脂肪量が増えたり筋肉が衰えることがなければ、永久的な二重のラインとなることもあります。
埋没法で使用する糸の色は2種類
埋没法は、糸と皮膚が癒着する前であれば抜糸をしてやり直しができるため、糸を見つけやすいように色がついた糸を使用します。青と黒の2色があり、青い糸は1年から2年かけて脱色して透明になりますが、黒い糸は歳月が経っても脱色することがありません。
糸の色が皮膚の表面から透けて見えないかと心配されることがありますが、透けて見えるほど浅い位置に糸を通すことはなく非常に細い糸を使うため、色が透けることはまれです。
糸の色が違うことで糸の耐久性が変わることはなく、二重のラインの持続期間に差はありません。使用する糸の色は医療機関によって異なるので、気になる方は医療機関にお問い合わせください。
手術後の痛みや腫れを軽減できる細い針
埋没法で使用される針の太さはG(ゲージ)で表されていて、多くの医療機関では30G(0.3㎜)・32G(0.26mm)・34G(0.2mm)のいずれかの針が使われています。ゲージの値が大きくなるほど針は細くなり、34Gの針は髪の毛とほぼ同じ細さです。針が細いほど皮膚の痛みを感じる箇所を刺激する確率が低くなります。
医療機関で使われている針の中でも、一番細く痛みが少ない針は34Gです。34Gを使う場合、追加料金を設定している医療機関もあるので、痛みや腫れを最小限に抑えたい方は、手術前に針の種類と追加料金の有無を医療機関にご確認ください。
二重幅をさらに広げたい場合や片側だけの手術も可能な埋没法
埋没法は、生まれつき二重で二重幅をさらに広げたいという方でも受けられます。また、片側のまぶたのみ手術をして、二重幅の左右差を整えることも可能です。昨今は女性に限らず男性でも受ける方は少なくありません。
一重まぶたを二重まぶたにする方法をまぶたの構造から確認
・瞼板(けんばん)
まぶたの先端にある軟骨のような固い組織で、薄いまぶたを支える役割があります。筋肉とつながっていて、筋肉の収縮と同時に持ち上がることでまぶたを開閉します。
・上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)
まぶたの開閉に必要な筋肉の一つで瞼板を持ち上げる役割があります。上眼瞼挙筋の先端が眼瞼挙筋腱膜とミュラー筋に枝分かれして瞼板につながっています。 筋肉は、腕を曲げると上腕に力こぶができるようにふくらみますが、眼球周辺では筋肉がふくらむスペースがありません。そのため、上眼瞼挙筋はふくらむ代わりに横に広がり、上眼瞼挙筋の先端では、眼瞼挙筋腱膜とミュラー筋との2つの線維に分かれ、まぶたの先端にある瞼板につながることで力を分散させています。
・眼瞼挙筋腱膜(がんけんきょきんけんまく)
上眼瞼挙筋から薄く伸びていて瞼板につながっています。 眼瞼挙筋腱膜から伸びている細い線維が皮膚とつながっている場合、筋肉の収縮と同時に皮膚が引っ張られるため、内側に折りたたまれて二重の溝ができます。 しかし、線維と皮膚がつながっていなかったり、つながっていたとしても結合力が弱い方は一重になります。また、まぶたの脂肪が多い方や、皮膚が厚い方、筋肉や皮膚が加齢によって緩んでいるなど、まぶたのくせが強い方は二重のラインがあらわれにくい傾向にあります。
・ミュラー筋
瞼板の先端につながっていて、眼瞼挙筋腱膜の補佐をしている筋肉です。
二重まぶたの形の種類
二重の形は3つあります。まぶたの途中から二重のラインがはじまる「末広型」、目頭から二重のラインが独立した「平行型」、二重のラインがまぶたに隠れて見えにくい「奥二重」です。
狭いラインから二重幅を広くしていくと、奥二重→末広型→平行型と変わります。 ただし、二重のラインができるはずのない位置に二重のラインを求めたり、まぶたの脂肪の量や皮膚の厚さによって二重のラインがつくれない方もいます。
埋没法の手術方法
1. 二重ラインを作るところにマーキングをして、皮膚に穴を2箇所開ける。
2. 目頭側あるいは目尻側のどちらか一方から瞼板や挙筋腱膜まで針と糸を通して、瞼板もしくは挙筋腱膜にしっかり固定。
3. 糸を折り返して、挙筋腱膜・ROOF(脂肪)・粘膜のいずれかに沿って糸を移動させ、もう一方の皮膚の穴と垂直になる位置で、瞼板もしくは挙筋腱膜にしっかり固定。
4. 糸を折り返して最初にあけた表面の穴に通す。
5. 糸を通した表面の穴からもう一度折り返して、皮膚の中を通して最初の穴に戻す。
6. 3~5でサークル状になった糸の端と端を結び皮膚の中に埋め込む。
1~6の手順によって挙筋腱膜から出ている線維の代わりとなる糸がまぶたに埋め込まれ、二重ラインが現れます。まぶたの脂肪の量が多い方であれば、皮膚を小さな穴をあけて脂肪を取り除いてから埋没法をおこなう医療機関もあります。
埋没法の「〇点留め」とは片目に使用する糸の数
埋没法における「〇点留め」とは固定する箇所の数ではなく、片目あたりに使用する糸の数を表します。たとえば「2点留め」の埋没法は使用する糸の数が片目につき2本です。
まぶたの皮膚の厚みや脂肪の量、希望する二重の幅や形によって使用する糸の数が変ります。1点で留めるより2点や3点など複数の糸で留める方が、目を強くこすったり加齢で目の筋肉が衰えることで、糸がゆるんだり外れる可能性が低くなりますが、本数を増やすほど、腫れや循環障害(内出血・うっ血)も強くなるためダウンタイムが長くなる傾向にあります。
医療機関によっては表記が異なるケースもあるため、使用する糸の数を知りたい方は手術を受ける前に医療機関にご確認ください。
埋没法の種類
埋没法は糸を皮膚と瞼板に縫い付ける 瞼板法(けんばんほう)と、糸を皮膚と眼瞼挙筋腱膜に縫い付ける挙筋法(きょきんほう)の2種類があります。
眼瞼下垂を起こすリスクが低い瞼板法
瞼板法では、まぶたの先端にある1㎝ほどの瞼板に糸を固定します。糸を筋肉にかける挙筋法と異なり、筋肉の力が衰えてまぶたが垂れ下がる眼瞼下垂のリスクが低いといわれています。また、軟骨のように固い組織である瞼板に糸をかけるので、糸が外れにくい傾向にあります。
幅の広い二重ラインを形成できる挙筋法
まぶたの裏側にある眼瞼挙筋腱膜と、まぶたの皮膚を糸で固定し、二重にする方法が挙筋法です。挙筋法では筋肉(眼瞼挙筋腱膜)に固定することから、 1cmほどの瞼板に固定する瞼板法と比べて糸を固定できる範囲が広いため、瞼板法より幅の広い二重に仕上がりやすい方法です。
眼瞼挙筋腱膜はまぶたを開閉する役割があるため、糸をかけることにより手術後は一時的にまぶたが引きつり開閉しづらいと感じることもあります。
ただし、眼瞼挙筋腱膜は軟骨のような瞼板と比べて柔らかい組織なので、糸をかけたことによる負荷をうけとめることができるため、徐々にまぶたは開閉しやすくなるとされます。また、目をこするなど外から影響を受けにくく簡単に糸が外れたりゆるむことがありません。
埋没法と切開法の違い
埋没法はまぶたの皮膚を切らず、糸を使用して眼瞼挙筋腱膜から伸びている線維の役割を人工的に再現します。対して、切開法は皮膚を切り、脂肪の量を減らしたり眼輪筋を調整して二重のラインをつくる方法で、皮膚を切るか切らないかという点が大きな違いです。
自分に合った自然な二重に仕上げることができる埋没法
埋没法は、どんな二重の形もつくることが可能といわれることがありますが、顔立ちによくあう自然な二重をつくりたい方に向いている方法です。皮膚には、木目のようなRSTL(Relaxed Skin Tension Lines)といわれるシワができる方向があります。埋没法では、シワができるRSTLの方向にそってシミュレーションして、二重のラインをつくります。
半永久的に持続できる切開法
切開法は、眼輪筋の直下にある眼窩隔膜(がんかけんまく)と皮膚を癒着させて、二重のラインをつくります。そのため、糸で二重をつくる埋没法と比べると、糸が取れる心配がなく半永久的に二重を持続できます。自身が求めている二重幅で二重のラインをつくることができますが、埋没法と同じようにRSTLにそって二重のラインを決定すると傷跡が目立ちにくくなります。
医療機関によっては、溶ける糸で皮膚と眼窩隔膜の癒着を助けるために中縫いをする場合があります。中縫いの糸は抜糸が不要ですが、皮膚を縫合した糸は抜糸をするため通院が必要です。
また、切開法には1㎝ほどの切開ですむ小切開といわれる方法もあります。
埋没法と切開法のダウンタイムの期間
埋没法は、皮膚の切開をおこなわないことから、手術時間が10分~30分と短く皮膚への負担が少ないため、腫れや痛みといったダウンタイムは1週間ほどでおちつきます。手術後の通院を必要としないため、切開法に比べて学業や仕事など生活に支障をきたすことは少ないといえます。
一方、切開法は45分~1時間と手術時間が長く、腫れや痛みのダウンタイムは2週間~3週間で、完全に手術の傷が目立たなくなるまで6カ月~1年ほどかかります。 埋没法で起こりうる赤い点状の傷は1週間~2週間ほどで目立たなくなります。 白目の表面を覆っている眼瞼結膜の一部が腫れて目に異物感を覚えることがありますが、2週間~3週間ほどで落ち着きます。二重の幅が広いほど腫れやすい傾向にあり、腫れが完全になくなるのは1カ月後、糸の固定が安定するのが3カ月~6カ月後が目安です。
切開法は、埋没法と比べて腫れや痛み、赤みなどのダウンタイムが長くなります。手術後から1週間~2週間で抜糸をおこない、抜糸後の傷跡は1年ほどかけて目立たなくなります。まぶたの腫れは翌日から5日までがピークで、泣いた後のような腫れぼったいまぶたになりますが、2カ月~3カ月ほどで腫れがひき始め、半年ほどたつころには腫れがなくなります。
やり直しができるかできないか
やり直しがきかない切開法
切開法は、脂肪を取り除いて皮膚を縫合した場合は、二重のラインの幅を変更することや元のまぶたに戻すことはできません。
二重のラインが自然に見えるまで数カ月かかり、埋没法と比べて高額です。手術を担当したドクターのキャリア・センス・技術力によって、左右差や不自然な二重幅に仕上がることもあります。一方で、自身のまぶたの皮膚の厚さや脂肪の多さなどを調整して二重のラインをつくることができ、なおかつ半永久的に持続できます。
やり直しが可能な埋没法
埋没法は、手術後まぶたを強い力でこすったり、過度に太ったり痩せたりしない限り糸が外れることはめったにありません。
万が一、糸が外れた場合や二重のラインが定着しない場合でも、埋没法は回数の制限がありませんので再手術が可能です。保証期間内であれば無料で何回でも再手術を受けられる医療機関もあるため、事前に保証の有無や保証期間を医療機関に確認しておくと安心です。
しかし、再手術で二重の幅を変更する場合は、手術後の二重を自然な仕上がりにするため前回の手術の糸を外して、再度、糸をかけなおす必要があり、初回の手術よりまぶたに負担がかかって腫れやすくなります。再手術のたびに腫れや痛みといったダウンタイムに加えてトータルの費用も高くなるので、確実に二重をキープしたいのであれば切開法も検討するべきです。
埋没法が適している方と切開法が適している方
まぶたの皮膚が柔軟な方や、余分な脂肪や皮膚の除去を必要としない方は埋没法が向いています。 一方で、切開法はまぶたの皮膚が厚い方や、二重をつくるのにあたってまぶたに余分な脂肪や皮膚があって取り除かなくてはいけない方に向いています。
埋没法を受ける際に知っておくべきこと
埋没法の費用相場
埋没法で使用する糸の数、糸の結び方、針の細さ、保証の有無などによって変動しますが、手術の費用は平均すると30,000円~100,000円ほどが目安です。
美容目的として二重を形成する埋没法は基本的に保険適応外ですが、まつ毛が内側を向いてしまう内反症(ないはんしょう)の診断がなされた場合、保険適応となるケースがあります。
埋没法の注意事項
・手術を受ける日
実際に手術を受けるのは、診療・カウンセリングを終えて、まぶたのデザインが決まってからです。医療機関によっては当日手術を受けられることもあるので、手術までのスケジュールを知りたい方は医療機関にお問い合わせください。
・メイク
摩擦によって糸がゆるんだり外れることがあるため、アイメイクは1週間ほど控える必要がありますが、アイメイク以外のメイクは翌日から可能です。
・二重テープ・二重のり
手術前に二重テープや二重のりをつかうとまぶたの皮膚がかぶれてしまうことがあります。まぶたがかぶれた状態で手術をすると通常より腫れやすくなるため、二重テープや二重のりは手術を受ける1週間ほど前から控えてください。
・入浴や洗顔
入浴すると体が温まるので血液循環がよくなり、内出血がおきたり腫れが悪化する可能性があるため、手術後1週間ほどは湯舟に浸からないことが推奨されています。洗顔は手術の24時間後から可能です。
・プール
プールは傷口に細菌が入り炎症を引き起こすリスクがあるため、1週間は控えてください。
・運動
手術を受けた当日~翌日ほどまでは、傷口が十分に塞がっていないことがあります。運動により汗をかくと、傷口に汗が入り感染を起こす可能性があるため、激しい運動は1週間ほど控えてください。
・喫煙や飲酒
タバコを吸うと血液循環が滞り治癒力が低下するため、手術を受けた当日の喫煙は控えてください。また、数日~1週間以内の飲酒は、血流が増加することで内出血や腫れが長引くことがあります。
・コンタクトの着用
手術中はコンタクトを外します。手術後は数日~1週間でソフト、ハードともに着用可能です。
・まつ毛パーマやエクステ
パーマ液や接着剤との相性によって変わりますが、糸がゆるむ原因にもなるので、傷が完治してから1カ月後からが目安です。手術中に外れてしまうことがありますが、エクステが付いた状態でも埋没法を受けることは可能です。
・フェイスエステやマッサージ
固定した糸がゆるんでしまうリスクがあるため、目もとのエステやマッサージは2週間~1カ月は控えてください。
・レーシック治療
埋没法の手術を受けた場合でも、1カ月経過すればレーシック治療を受けることは可能とされています。
・まつ毛育成の点眼液
感染のリスクを減らすために、まつ毛育成の点眼液は2週間ほど控えてください。
・レントゲン検査
埋没法で使用する糸は医療用のナイロン製かポリプロピレン製であるため、レントゲンを撮っても糸が映り込むことはありません。
埋没法のリスク
埋没法で角膜を傷つけることはほとんどないので視力低下などの大きなリスクは低いといえますが、次のようなリスクがあるので気になる方は医療機関にご相談ください。
・ものもらい
糸は人体にとって異物であるため、手術後はものもらいになりやすくなります。まぶたの内側にある瞼板腺(マイボーム腺)が糸によって塞がれ、炎症を起こしてしまうことが原因です。
・内出血
手術に際して麻酔注射や針を通すことによって細かい血管に傷がついた場合、まぶたの皮膚で内出血がおきることがありますが、通常は1週間~2週間でおさまるといわれています。
・結び目による膨らみ
皮膚の浅いところに糸の結び目がある場合、目を閉じたときにポコっとした小さな膨らみが二重のラインに現れることがあります。一方で皮膚の深すぎるところに糸の結び目があると、目の痛みやゴロゴロとした異物感を覚えたり、結膜の充血といった症状が現れることがあります。角膜が傷つくリスクがあるため、早急に手術をうけた医療機関で抜糸をおこなってください。 ・まぶたの左右差 糸を通す位置や結ぶ強さが不適当であった場合、まぶたの仕上がりに左右差が生じるケースがあります。
・埋没糸が透けて見える
埋没法では、手術後に抜糸が必要となった際のために、わかりやすい色のついた糸を使用するのが一般的です。まぶたの皮膚が薄い方や、糸を埋め込んだ位置が浅かった場合、糸が皮膚の上から透けて見えることがあります。
・ニキビのような炎症
手術後、糸の結び目が埋め込まれている部位に、ニキビのようなできもの(炎症)が生じることがあります。埋没法を受けた医療機関から処方された点眼薬を数日使用することで落ち着くこともあります。
埋没法の手術を受けられない方
- キシロカイン(麻酔)アレルギーのある方
- ものもらいや結膜炎の症状がある方
- ナイロンアレルギーのある方
- ケロイド体質の方
- 癒着が起きやすい方(※切開法の方が向いています)
- 妊娠中、授乳中の方
抜糸をしてやり直す場合は糸と皮膚が癒着する前に
人それぞれ異なりますが、手術後1カ月~3カ月ほどで糸と皮膚が癒着しはじめます。抜糸してやりなおす際、完全に癒着していると糸の発見が困難なため、抜糸をせずに糸を埋め込んだまま再手術をすることになります。そのため、抜糸をおこなった場合と比較すると理想とする二重のラインに仕上がらないことがあります。癒着している部位を切開して糸を取り除くことも可能ですが、切開することでまぶたの皮膚の表面に傷が残る可能性があります。
保証期間内であれば無料で抜糸をおこなう医療機関もあるため、手術後に元のまぶたの状態に戻したくなった場合ややり直したい場合は、糸と皮膚の癒着が進行する前に医療機関にご相談ください。
埋没法の手術で納得できる医療機関の選び方
糸の留め方が不適当であると、左右差のある不自然な二重になったり、短期間で糸が外れて一重に戻ってしまうことがあります。埋没法の手術を受ける際は、手術実績を公開しているような経験豊富なドクターを選ぶと安心です。
ドクターのスキルと経験によっては、初対面の人であれば「埋没法を受けたかどうか」がわからないほど自然な仕上がりで、糸が外れることもめったにありません。また、自身の顔のパーツにあったまぶたのデザインや、まぶたの状態にあった手術を提案してくれます。
二重の幅が広いまぶたを希望する場合は埋没法より切開法の方が適しているケースもあるので、理想とする二重に近づけるために適切なアドバイスをしてくれるドクターか見極めることも重要です。
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