理想の目もとを叶えるアイラインのアートメイクで知っておきたい基礎知識

理想の目もとを叶えるアイラインのアートメイクで知っておきたい基礎知識

医療アートメイクによるアイラインは水や汗で落ちることがないため、ノーメイクの状態でも印象的な目元をキープできるといわれる美容医療施術です。

医療アートメイクによるアイラインの基礎知識や仕上がりを左右するデザインなど正しい情報を理解した上で、自身に似合う魅力的な目元を手に入れましょう。

存在感のある目元に導く医療アートメイク

はっきりと存在感のある目元は魅力的で好印象を与えます。そのためにアイラインは重要な役割を担うといえるでしょう。医療アートメイクでは皮膚の浅いところに染料を注入することで、アイラインを描くことができます。

アイラインのデザインは素顔になじむように細く入れるものや、メイクをしていなくても華やかな印象を与えられるものなどさまざまで、希望するイメージに合わせてアイラインの太さや長さを調整することができます

医療アートメイクは一度染料を注入してしまうと修正が難しく、退色するものの完全に消えることはないため、術前のデザイン決定を慎重におこなうことがポイントです。年齢やメイクの流行が変化することも踏まえて考えましょう。

染料注入によって人工的なアイラインを作る

医療アートメイクは表皮層という皮膚の浅い層0.01~0.03mmに専用の針(ニードル)を使って染料を注入し、色素を定着させて人工的なアイラインを描く、おもに美容を目的とした医療施術です。

アイラインのデザインはさまざまで、例えばまつ毛の隙間を埋めるように色素を注入すると、まつ毛の量が少ない方でもはっきりとした印象的な目元へ導くことも可能です。また、水に濡れたり汗をかいたりすることでメイクが落ちる心配がないため、スポーツやプールなどのレジャーを思い切り楽しむこともできます。

医療アートメイクとタトゥーの違い

医療アートメイクとタトゥーは染料を注入する皮膚層と持続期間に違いがあります。

医療アートメイクの染料を注入する表皮層はターンオーバー(肌の生まれ変わり)を繰り返すため、色素が少しずつ皮膚の外側に向かって押し上げられ、次第に退色していきます。一方、タトゥーの染料を注入する部位は表皮層よりも深い真皮層です。真皮層はターンオーバーをせず染料が留まるため、いつまでも色素が残ります

医療アートメイクの色素は薄くなるものの完全には消えないため、薄さが気になった際は修正(リタッチ)をおこないます。デザインを大幅に変えることは難しいとされていますが、メイクの流行や患者の顔立ちの変化を考慮したデザインに調整が可能です。

アートメイクは医療行為となるためドクターが在籍する医療機関でのみ施術が可能です。美容サロンなどで医師免許・看護師免許を持たない施術者がアートメイクをおこなうことは医師法違反となり処罰の対象となります。アートメイクは必ず医療機関で施術を受けましょう。

医療アートメイクによるアイライン施術が向いている方

  • 毎日のメイク時間を短縮したい
  • 自分でうまくアイラインを描けない
  • メイクを直すのが面倒
  • 加齢に伴いアイラインが描きづらくなった
  • 自然で印象的な目元にしたい

医師免許を持たない違法業者に注意

アートメイクは医療行為のため、ドクターまたはドクターの指導を受けた看護師のみ施術をおこなうことができます。以前はエステサロンなどでもアートメイクがおこなわれていましたが、施術者の知識・技術不足によりさまざまなトラブルがおこったため、現在は医療機関以外の業者がアートメイクの施術をおこなうことは違法行為にあたります。

アイラインの太さ・長さが仕上がりの決め手に

医療アートメイクでアイラインを作る時に重要なのがデザイン決めです。アイラインを描く位置や太さ、長さが数mm変わるだけでも見た目や印象が変わります。そのため、施術の前に施術者と何度もデザインを確認し、完成時のイメージをしっかりと共有することが大切です

施術ができる部位はおもに3つ

医療アートメイクでアイラインを作る際のおもな施術部位は、まつ毛の生え際を中心にアウトライン、ナチュラルライン、インラインの3種類に分けられます。

  • アウトライン:まつ毛の生え際よりも外側に沿ってラインを描く。目を閉じた時にアイラインが見えるため、メイクをしているように見えます。
  • ナチュラルライン:まつ毛の生え際を埋めるようにラインを描く。目の形を生かした自然な仕上がりになります。
  • インライン:ナチュラルラインより内側の粘膜にラインを描く。

医療アートメイクのアイラインデザイン

医療機関によって施術メニューは多少異なりますが、代表的なアイラインのデザインは以下のとおりです。

シンプルライン

まつ毛の隙間を埋めるように細かく色をつけ、細く自然に仕上げるデザインです。まつ毛の隙間がなくなるため、もともとまつ毛が濃く、多く生えているように見えるという特長があります。

シンプルテールライン

シンプルラインに「テール」と呼ばれる目尻部分を長く伸ばしたデザインを足したものです。幅はシンプルラインよりも太く、メイクでアイラインを描いたような印象的な目元を演出できます。

テールアイライン+アイシャドー

テール付きのアイラインに加え、まぶたに向かって濃淡をつけて色素を注入するグラデーションテクニックを使いアイシャドーをしているように見せる施術となります。目元の印象を強調したデザインです。

男性アイライン

男性の場合はメイク感が出ないように、まつ毛の根元に線状ではなく点状で色素を入れることで不自然さのない印象的な目元に仕上がります

施術で失敗しないために注意すること

医療アートメイクによるアイライン施術はデメリットやリスクも存在します。事前に理解し、不安を解消した上で施術に臨みましょう。

インラインへの施術はドライアイのリスクがある

インラインには「マイボーム腺」と呼ばれる分泌腺があります。目が乾燥しないように脂質を分泌し、涙の蒸発を防ぐ器官となり、アートメイクによってマイボーム腺を塞いでしまうとドライアイになる可能性があるため注意が必要です

安全性を考慮しインラインへの施術はおこなわない、もしくは避けるようにしている医療機関がほとんどです。どうしてもインラインへの施術を希望する場合はドクターに相談し、リスクや対処法などを理解した上で判断しましょう。

アイラインを太く入れると表情が固くなる恐れが

太いアイラインは存在感のある目元をつくれる反面、表情の変化が分かりづらくなるというデメリットがあります。また、太すぎるアイラインはノーメイクの時に不自然に目立ってしまうため、あくまでもバランスの良い自然なアイラインをデザインするようにしましょう。

テールのデザインは流行や年齢の変化を受けやすい

目尻をはね上げるキャットラインや、表情をやさしく見せる垂れ目ラインなどを描く際に用いられるテールというデザインは、表一度施術をおこなうとメイクの流行や年齢によってデザインを変更することが難しくなる場合があります。

医療アートメイクで完全にテールを描かず、メイクで流行や好みに合わせたテールを描き足しても良いでしょう。

施術時はコンタクトレンズやまつ毛エクステを外す

当日はコンタクトレンズやまつ毛エクステなど何も装着せずに受診してください。コンタクトレンズは施術の翌日から、まつ毛エクステは3~4週間後から装着が可能です。

施術を2~3回繰り返して色素を定着させる

1回の施術で色素が定着するケースはほとんどなく、基本的に初回の施術の後、1カ月ほど期間をあけてから2回目の施術をおこないます。色素の定着には個人差があるため状態を見ながら慎重に施術を進めましょう。初回の施術では細めにアイラインを描き、2回目以降に太さや長さを調整すると理想的なデザインに仕上がるといわれています。

複数の麻酔を用いて痛みを軽減

医療アートメイクによるアイライン施術は「目」という非常にデリケートな部位に対する施術のため痛みを感じやすい傾向があります。多くの医療機関では施術内容に応じて麻酔クリームのほかに局所麻酔や点眼麻酔を併用しています。麻酔が効いている間は痛みが少なく、皮膚の上を鉛筆でなぞられているような小さな振動を感じる程度とされています。

施術後は数日間腫れることも

医療アートメイクでアイラインの施術をした直後は、軽微な腫れがあらわれることがあります。腫れは通常3日ほどで治まりますが、見た目が心配な場合は数日間予定を調整しておきましょう。

施術後の注意点

  • 過度な運動やアルコールの摂取は腫れ・出血を招きやすく、プールや温泉に入るのは感染症のリスクがありますので、2週間ほど避けましょう。
  • 数日間は軟膏を塗って施術部位を保護する必要があります。途中でかゆくなることがありますが、触ったり掻いたりしないように気をつけてください。
  • 日焼けは色素の退色を早めますので、日焼け止めクリームやサングラス、帽子などを使って紫外線対策をおこなうことも大切です。
  • 施術部位のメイクは数日~1週間ほど控え、常に清潔にすることを心がけてください。
  • 肌に刺激を与えないように、洗顔時はこすらず軽く洗い流す程度にとどめましょう。
  • 腫れや赤みが鎮静するまでは入浴は避け、シャワーのみとしてください。

色素は3年ほどかけて徐々に退色する

医療アートメイクの効果の持続期間は、1~3年ほどとされています。完全な退色ではなく、年月とともに徐々に色が薄くなっていきます。退色のスピードは肌質や体質によって個人差がありますが、多くの医療機関では施術後1年~1年半ほどたった時点、または色の薄さが気になってきたタイミングでの修正が推奨されています。

医療アートメイクによるアイライン施術費用

医療アートメイクには保険が適用されず、自費診療となります。個人の肌質などによって必要な施術回数・内容は異なり、施術担当者のランクによっても金額に差が出ますので、カウンセリング時に費用についてもきちんと確認しておきましょう。

基本的に2回以上の施術をおこなうため、2回セットでの金額を提示している医療機関が多く、その場合の費用の目安は4万5,000円~9万円ほどです。リタッチの場合は1回1万5,000円~2万5,000円ほどとされています。

医療アートメイクの施術を受けられない方

感染症、施術部位に皮膚疾患・ケロイド体質の方

皮膚の状態や疾患の有無によっては施術をおこなうことができません。当てはまる症状を伴う場合は事前にドクターの指示を仰ぎましょう。

妊娠中・授乳中の方

妊娠中・授乳中は、女性ホルモンの働きによって皮膚が敏感になります。肌トラブルのリスクが通常より高く痛みを感じやすく、また麻酔など胎児への影響を考慮し、この時期の施術は適切ではないとされています。

目の手術や目元の美容施術を受けたばかりの方

手術や美容施術の直後は、皮膚に大きな負荷がかかっています。眼瞼下垂手術や二重整形手術などを受けた場合は最低でも3カ月、涙袋へのヒアルロン酸注入、ボツリヌス注射なども1カ月ほどは施術を控えてください。特に外科的手術の後に医療アートメイクを希望する際は、ドクターの許可が下りてから受けるのが望ましいでしょう。

花粉アレルギーの方は花粉の飛散時期を避ける

花粉アレルギーを発症している間は、点眼麻酔などの薬剤が目にしみる可能性があります。また、医療アートメイク後は施術部位に刺激を与えないように過ごすことが前提ですが、花粉アレルギーの方は無意識のうちに目をこすってしまう恐れがあります。施術部位の傷は感染症の原因となりますので、花粉の飛散時期を避けましょう。

満足できる施術を受けるためのポイント

アートメイクは医療行為となります。必ずドクターが在籍する医療機関で受けるようにしてください。なかでも医療アートメイク専門の医療機関、美容外科、形成外科、皮膚科などは医療アートメイクの症例数が多く、質の高い施術が期待できます。

医療アートメイクに不安がある場合は、経験豊富な施術者が在籍している医療機関を選びましょう。実績に応じた施術者のランク制が導入されていることが多いので、事前にホームページなどで調べ、可能であれば担当者を指名すると良いでしょう。

感染症対策など、衛生面に配慮されているかどうかも重要なポイントです。施術用の針を使い回しせず、ディスポーザブル(使い捨て)用品 を取り入れているか、医療器具は滅菌されているかなど問い合わせ、判断基準とすると良いでしょう。また施術の際に袋から新しい針を取り出すところを実際に見せてもらうのも一つの方法です。

カウンセリング時の説明が丁寧か、アフターフォローが充実しているかをしっかり確認することも大切です。医療アートメイクではメンテナンスやリタッチを受けるケースが多く、同じ医療機関での診断データをもとに再施術をおこなうことで通院などの負担が少なく済みます。まずは信頼できる医療機関を見つけましょう。

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