少ないダメージで高い効果を期待できるシミレーザー「ピコウェイ」のメカニズム

少ないダメージで高い効果を期待できるシミレーザー「ピコウェイ」のメカニズム

シミは紫外線や加齢などの影響で誰にでも起こり得る症状です。シミのある肌は実年齢よりも老けた印象を与えるといわれています。

シミを薄く改善する治療として、内服薬・外用薬・光・レーザーなどが挙げられますが、そのなかでも熱作用をつかわずにメラニンを砕くことで薄いシミをさらに薄くすることができる「ピコウェイ」についてご紹介します。

これまでのレーザーとピコウェイの大きな違いは、熱ではなくレーザー自体が持つ衝撃波でメラニン色素を粉砕することです。また、熱によるレーザー治療では難しいとされていた薄いシミやカラータトゥーにも対応できるようになりました。治療回数や痛みが少なく、火傷の危険性も低いことが優れているといえます。

ピコウェイの特長やリスク・デメリットを理解し、シミの少ない理想の肌を目指しましょう。

ピコウェイはあらゆる色素を粉砕するレーザー

ピコウェイはシネロンキャンデラ社によるピコレーザーで、厚生労働省、米国食品医薬品局(FDA)から承認されている、安全性の高いレーザーマシンとされます。ピコ秒(1兆分の1秒)という極めて短い照射時間と高いエネルギーをもつレーザーによってメラニンを粉砕することから、施術中の痛みやダウンタイムが少なく、高い治療効果を得ることができるとされます。

スポット、トーニング、フラクショナルという3種類の照射方法によって、しみ・肝斑・毛穴など、さまざまな肌悩みを改善することができます。また他の類似するピコレーザーと異なり、青の色素にも対応できるため、明るい青や緑などの鮮やかなカラータトゥーの除去も可能となりました。

ピコウェイで色素を除去するメカニズム

ピコレーザーではメラニンやカラータトゥーなどあらゆる色素の除去が可能とされます。これまでのレーザーでは、ターゲットとなる色素に吸収される波長のレーザーによって熱作用をおこすことで色素を除去していました。ピコウェイは短い照射時間で非常に高いエネルギーを放出するため、光音響効果(フォト・アコースティック)とも呼ばれる衝撃波が生まれます。

この衝撃波による高いエネルギーそのもので色素を細かく破壊することができます。衝撃波という新しい技術により、ターゲット周囲への損傷を最小限に抑えることが可能となりました。

照射前のメラニン色素を岩と例えると、ピコウェイはそれを砂のように細かく粉砕することができます。粉砕された色素は色が消失するほど細分化され、その後、白血球の一種であるマクロファージという掃除細胞に取り込まれ、代謝により血管やリンパ管を経由して体外に排泄されます。また、色素の粉砕は細かいほど代謝されやすく、改善のスピードも早いとされています。

波長を調節することでさまざまな肌悩みに適応可能

ピコウェイには1064nm、785nm、730nm、532nmの4つの波長が搭載されています。改善したい肌悩みに合わせて波長を調節することで、これまで照射後の色素沈着リスクが高いとされていた皮膚の浅い層(シミ・そばかす等)から、深い層(あざ・ホクロ・アトピー性皮膚炎の色素沈着)まで幅広い治療が可能とされます。

医療用レーザーは波長(皮膚の中に届く光の長さ)によってレーザーの到達深度や対象とする色素が異なります。また波長が短いほど皮膚表面に作用し、長いほど皮膚の深部まで届くという特徴があります。

ピコウェイによる治療が向いている方

  • 境界がはっきりした濃いシミに悩む方
  • 薄いシミ・そばかすを除去したい方
  • 肌のくすみを改善したい方
  • 肌をワントーン明るくしたい方
  • 肌のハリが不足している方
  • 肌質の低下で化粧ノリが悪い方
  • ニキビ跡・クレーター・毛穴に悩む方
  • 顔全体に現れる小ジワが気になる方

ピコウェイによる3つの照射方法

治療の目的に応じてピコウェイの3つの照射モードを使い分けることで、さまざまな病状への治療が可能となりました。また、「Resolve(リゾルブ)」「Fusion(フュージョン)」など専用のハンドピースを使用することで、ニキビ跡の改善や毛穴の引き締めなど、肌質改善も期待できます。

微弱レーザーを全顔照射するレーザートーニング

ピコトーニングはピコレーザーを弱いパワーでシャワーのように全顔に照射する方法です。皮膚に与えるダメージを最小限におさえながらメラニン色素を少しずつ分解・排出することができます。

表皮〜真皮上層に対して、衝撃波による微細なダメージを与えることで真皮層に存在する線維芽細胞が刺激を受けます。この衝撃波により、皮膚に小さな空洞が形成され、その空洞が刺激となり、コラーゲンの増生が活発になるほか、不溶性のタンパク質であるエラスチンの再生が促進されます。コラーゲンとエラスチンは、どちらも表皮を支える真皮層の主成分であるため、増生・活性化を促すことで肌にハリ・ツヤを取り戻すことが期待できます。

  • 適応症状:薄いシミ・肝斑・肌のハリの不足
  • 施術時間:両頬で15分ほど
  • 施術中の痛み:むずむず、ちくちくとした軽度の痛み
  • 施術後の状態:赤みが出る場合もあるが、ほとんどは当日中に落ち着くとされる
  • ダウンタイム:ほとんどなし。メイクは直後から可能。照射部位にシミが黒く浮き上がることはあるが、メイクで隠せる程度
  • 施術回数:5~10回(個人差あり)
  • 効果的な施術ペース:3~4週間に1回

ピンポイントでシミを狙うスポット照射

強い出力のレーザーをシミやほくろに532nmの波長で浅く照射することで、ほかの健康な皮膚にダメージを与えることなく症状を改善に導きます。

  • 適応症状:老人性色素斑・ほくろ
  • 施術時間:5~10分
  • 施術中の痛み:輪ゴムではじかれたような痛み
  • 施術後の状態:照射部位に赤みやひりつきが生じる
  • ダウンタイム:照射直後から約1週間、シミが元の色よりも濃くなる。徐々にかさぶたが形成され、1週間~10日ほどではがれる。メイクは翌日から可能。ただし、シミの反応が強い場合はメイクを控えた方が良い場合もある。
  • 施術回数:5~10回(個人差あり)
  • 施術回数:基本的には1回の治療でシミがとれることが多い。再発した場合は、3か月~半年後に2回目の治療が可能。

かさぶたがはがれるとピンク色の新しい皮膚に生まれ変わります。この時期は紫外線の影響を受けやすく、色素沈着をおこしやすいので、日焼け止めなどで紫外線対策をする必要があります。

また、メラニン色素の合成を阻止する働きのあるハイドロキノンやトレチノインなどの美白作用のある外用薬を併用することでシミを薄くする効果が高まります。ハイドロキノン自体は浸透性があまり高くないため、レーザー治療と併用することで相乗効果が期待できます。

真皮層まで点状に深く照射するフラクショナル

ニキビ跡や毛穴、小ジワなど真皮層に原因のある部位に、微細な点状のレーザーを照射する方法です。フラクショナル状のレーザーは照射面積に対するエネルギーが強く、真皮層に存在する組織を刺激し、コラーゲンの増生やニキビ跡の改善、毛穴の収縮などの肌質改善効果が期待できます。

  • 適応症状:ニキビ跡・毛穴・小ジワ
  • 施術時間:50分~60分(麻酔30分)
  • 施術中の痛み:パチパチと輪ゴムではじかれるようなやや強い痛みがある。麻酔クリームを使用することが多い。
  • 施術後の状態:点状出血や赤みが出る
  • ダウンタイム:数時間~3日ほど赤みが続く。1週間~10日ほどでかさぶたが形成される。
  • 施術回数:最低3~5回必要
  • 施術回数:効果的な施術ペース:3~4週間に1回

ピコウェイで改善できる肌悩みと症状

老人性色素斑

  • 原因

一般的に「シミ」と呼ばれる。

紫外線を浴びると、皮膚の細胞を守るために皮膚の奥にあるメラノサイトからメラニン色素が生み出される。必要以上に紫外線を浴び続けると、肌は「異常事態」と判断し、メラノサイトは必要以上のメラニン色素を生み出し続ける。また、皮膚のターンオーバーの乱れも重なることで、加齢と共にシミが増えることが多い。

  • 特徴

淡褐色〜濃褐色で、境界のハッキリとした平らな色素斑。大きさはさまざま。

  • ピコウェイとの相性

老人性色素斑は比較的浅い層に存在するため、532nmの浅い波長との相性が良い。原因であるメラニンの塊を衝撃波により粉砕することで薄いシミへの効果も期待できる。

そばかす

  • 原因

多くは遺伝性とされる。小児期から顔に小さな斑点が広がり、思春期頃に目立つようになる。

  • 特徴

雀卵斑(じゃくらんはん)ともよばれ、直径数ミリ以下の小さな斑点が両頬~鼻筋にかけてできるのが特徴。

20代後半あたりから薄くなっていくことが多いが、人によっては紫外線の影響で濃くなることもある。

  • ピコウェイとの相性

730nmによるスポット照射、もしくはトーニング照射との相性が良いとされる。

そばかすは頬上部から鼻筋にかけて広範囲に症状があるため、スポット照射の場合は、照射範囲にもよるが広範囲にダウンタイムが出る可能性が高い。

肝斑

  • 原因

発生する原因は明確に解明されていないが、女性ホルモンの乱れによる影響が強いといわれている。

  • 特徴

もやもやとした薄茶色のシミが、頬骨あたりに左右対称にできる。

女性ホルモンのバランスが崩れやすい30〜40代の女性に多く見られる。

また摩擦やストレス、紫外線の影響によって濃くなることもあるとされる。

  • ピコウェイとの相性

肝斑が発生する部位は表皮と真皮の境界に存在する基底膜といわれている。深い部位までレーザーを届ける必要があるため、肝斑には1064nmの深い設定でのトーニング照射の相性が良く、メラニンをつくり出すメラノサイトにはたらきかけることで、色素沈着抑制効果を発揮する。また、トラネキサム酸が有効であるため、トラネキサム酸を含むイオン導入や内服薬の併用で、相乗効果があるとされる。

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)

  • 原因

原因は解明されていないが、メラノサイトの異常が原因と考えられている。

  • 特徴

メラノサイト(メラニンを作る細胞)が真皮層で増えるあざで、多くは20代ごろから頬や額の両側に現れる。そばかすより少し大きく、グレーから青みがかった褐色の斑点が現れることが特徴。

  • ピコウェイとの相性

真皮層という深い部位にメラノサイトが存在するため、1064nmのスポット照射との相性が良い。3か月~半年に1回の継続治療が必要。

ほくろ

  • 原因

紫外線や摩擦などの外的要因だけでなく、睡眠不足やストレス、妊娠、出産、生理不順などの身体の変化によって、メラニンの排泄が正常にできなくなることで現れるといわれている。

  • 特徴

平らなものから盛り上がったものまで大きさは様々。全身どこにでも現れる。

  • ピコウェイとの相性

ほくろの色や深さにより、使用する波長は異なるが、照射方法にはスポット照射との相性が良いとされる。

タトゥー除去

  • 原因

タトゥーや、鉛筆の芯が刺さる・転んだ際に砂が皮膚内に入るなど創部からの色素混入による外傷性刺青などに対応できるとされる

  • 特徴

タトゥーには金属が混ざっていることが多く、その部位にレーザーを照射すると金属に反応をおこし、黒く変色するだけで色素は除去できない。外傷性刺青は、傷の深さにより症状はさまざまである。

  • ピコウェイとの相性

532nm、1064nmにより黒・茶・赤・黄・オレンジの色素を、785nm、730nmで青・緑の色素を破壊することができる。青の色素に対する治療効果が証明されているのは2020年時点でピコウェイだけといわれているため、カラータトゥーとの相性が良い。

小ジワ・肌のハリ不足

  • 原因

角質層の水分量の低下、紫外線、表情筋による影響、喫煙、ストレスなど

  • 特徴

20代から目元や口周りに見られ加齢とともに深くなることが多い。角質層の保水力の低下による小ジワやちりめんジワが有名である。

  • ピコウェイとの相性

顔全体に730nm・1064nmでトーニング照射をおこなうことで改善がみられる。

従来のシミ治療レーザー「Qスイッチレーザー」との違い

 

大きな違いは、メラニン色素を破壊する力の差です。

ピコウェイとよく比較されるレーザーマシンに「Qスイッチレーザー」というものがあります。Qスイッチとは高いエネルギーを出力するための技術で、このQスイッチにより、一時的にQ値を低くすることでレーザーの発振を抑え、十分にパワーが高くなった時に再びQ値を高くしてレーザーを発振させることができます。

レーザーのエネルギーをダムにたまった水に例えると、切り替えスイッチにより、一気に放出させるような特徴をもつのが、Qスイッチレーザーです。ナノ秒で照射するQスイッチレーザーでもメラニンを破壊することは可能ですが、ピコ秒での照射が可能になったことで、それ以上にメラニンを細かく粉砕することができます。

また、メラニンへの吸収率が上がった点も大きな違いといえます。吸収率が高くなるほど、それだけ反射・透過する光は少なくなり、効率良く光のエネルギーを取り込めることになります。このことからシミをより早く薄くすることができるようになりました。

Qスイッチレーザーは熱によるシミの周辺組織へのダメージが大きく、火傷や炎症後色素沈着のリスクがありましたが、ピコレーザーはそれらのリスクが低いため、より優れたレーザーといえます。

治療の流れ

洗顔後、ベッドに仰向けになります。眼球保護のアイカバーを装着し、照射開始となります。基本的に麻酔は不要ですが、タトゥー除去の場合は強い痛みを伴う場合もあるため、局所麻酔を使用する場合もあります。

施術前の注意事項

  • 施術前後の保湿をしっかりおこないましょう
  • 施術直前のカミソリの使用は控えましょう
  • 照射部のうぶ毛やひげの剃毛は前日までに済ませましょう
  • メイクの残りはレーザーの治療効果が下がるため、直前のメイク落としはしっかりおこないましょう。
  • ダウンタイムが生じやすいスポット照射・フラクショナル照射・タトゥー除去の場合は、事前に予定の調整をすることをおすすめします。

ピコウェイと他社のピコレーザーとの比較

世界初の医療用ピコ秒レーザーピコシュア

アメリカのサイノシュアー社による世界初のピコレーザーマシン。アメリカのFDA(米国における厚生労働省)から色素性病変(シミ・肝斑等)・シワ・ニキビ跡の改善における承認を受けています。幅広い症状の治療効果においてFDAの承認を受けているのはピコシュアの特長といえるでしょう。

細かい設定ができるように開発されたエンライトン

アメリカのキュテラ社製のピコレーザー。エンライトンは2ナノ秒と750ピコ秒の2種類のパルス幅(照射時間)のレーザーを照射することができます。シミや、刺青などの色素を除去(破壊)するには2種類のパルス幅の使い分けが重要になります。

大きな色素の塊は2ナノ秒で、細かい色素の塊は750ピコ秒で照射できるため、ムラのない照射が可能です。

8色に対応可能なディスカバリーピコ

イタリアのクァンタ社製のピコレーザー。赤・橙・黄・緑・紫・青・茶黒の8色に対応可能。エネルギーの出力が強いため、濃いシミに対する反応が良いといわれています。

しかし、ディスカバリーピコを導入している医療機関は・まだ少ないようです。

4つの波長を搭載しているスペクトラピコ

韓国のルートロニック社製のピコレーザー。

1064nm・660nm・595nm・532nmという4つの波長を使用することができるため、タトゥーの除去において、黒や茶色などの色素をはじめ、青・緑・紫・赤・オレンジ・黄など、ほぼ全ての色素を除去することができるといわれています。

外用薬や内服薬の併用で相乗効果

ピコウェイでレーザー治療を受けるにあたり、術後のケアとしてビタミンCやトラネキサム酸などの内服薬を併用することで、治療効果が高まるとされています。また、外用薬として、ハイドロキノンも効果が期待できます。

メラニンの生成を抑える「シナール」

ビタミンCの代表的な内服薬として処方されるシナールは、アスコルビン酸というビタミンCを主成分とした水溶性のビタミン複合剤で、ビタミンCの働きを助けてくれるパントテン酸(ビタミンB5)が配合されているのが特長です。

ビタミンCは抗酸化作用、メラニン生成抑制、シミや色素沈着を薄くする、毛穴改善効果など美肌へ導く成分とされます。また、パントテン酸は、肌のハリや弾力に必要なコラーゲンの増生を促進させ、皮膚を正常に保つ働きを促すとされます。

プラスミンを不活性化に導くトラネキサム酸

本来は止血剤・抗炎症剤・抗アレルギー剤として使用される内服薬ですが、肝斑や黒ずみなどの皮膚の症状に対する美白有効成分として厚生労働省に認められ、シミ治療に応用されるようになった内服薬です。

メラニン色素を作る細胞であるメラノサイトの活性化を促すプラスミンの働きを抑制する効果があります。約1か月で効果が現れるとされ、ビタミンCとの併用でより効果が高まるとされます。

副作用はほとんどないとされますが、血栓ができやすくなる飲み合わせの薬があることから、医師の診断のもと服用を開始するようにしましょう。また、体質や体調によって服用開始後、時間が経過してから胃もたれのような胃部不快感や食欲不振が起きる場合があるためその際は医療機関に相談しましょう。

シミを薄くする作用の高いハイドロキノンクリーム

ハイドロキノンクリームとは、メラニンを合成するチロシナーゼという酵素の活性を抑制し、メラニンを分解することにより、シミを薄くする効果があると認められている外用薬です。

そのため、誤った使用方法などでかぶれたり、ただれてしまったりすることもあるため、使用量や使用回数に注意する必要があります。

市販化粧品にもハイドロキノン配合のものは数多くありますが、濃度は低く、高い効果は望めません。安心して使用するためにも、肌の状態の診察を受けたうえで、医療機関で購入することをおすすめします。

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ピコウェイ施術のリスク・副作用

炎症後色素沈着

レーザーの刺激によりメラノサイトからメラニンが産生されることで色素沈着を引きおこすことがあります。それは、レーザー照射部位に紫外線が当たることが原因であるため、治療後は可能な限り日焼け対策を徹底するようにしましょう。

水疱形成

スポット照射後におきやすく、レーザーの出力が強い場合などに現れるとされます。水疱ができたら決して破らず、施術を受けた医療機関に相談し、適切に対処することが大切です。水疱を破くなど自己判断による処置をおこなうと傷跡が残ることもあるため注意が必要です。

白斑

レーザーによりメラノサイトというメラニンを産生する細胞がダメージを受けることで、部分的に皮膚が白くなることがあります。レーザートーニングの場合、10回目以降に白斑の症状が現れることがあり、自覚症状がないことも多いとされ、定期的に診察を受ける必要があります。また、白斑の症状が確認された場合は、一旦治療を中止する場合があります。

赤み・腫れ・痛み

照射後の肌には赤み、腫れ、痛みの症状が現れることがありますが、数日以内に落ち着くとされます。また、これらの症状は施術によるものではなく、照射部位を不必要に触れたりこすることでも生じるといわれています。術後は刺激を控え、保湿をしっかりおこなうなどの注意事項を守ることが大切です。

施術後の注意事項

  • レーザー照射後は軽いやけどの状態になっているため、強くこすらないようにしましょう。
  • 紫外線により色素沈着をおこす場合があるため、日焼け止めを使用しましょう。
  • 照射後は皮膚の乾燥を強く感じる場合があるため、定期的にスキンケアによる保湿をおこないましょう。

ピコウェイを受けられない方

  • 妊娠中、または妊娠している可能性がある方、日焼けしている方、日光過敏症の方
  • 照射部位に皮膚疾患がある方、ペースメーカーが入っている方、金の糸が入っている方、はレーザー治療を受けることができません。

料金相場

自由診療のため、医療機関ごと異なります。

  • ピコスポット:1㎠あたり10,000~25000円
  • ピコトーニング:全顔20,000~35,000円
  • ピコフラクショナル:全顔20,000~40,000円
  • タトゥー除去:範囲により費用の幅が大きく、おおよそ5万~50万円

外傷性刺青は保険適応です。青アザ・茶アザ・外傷性色素沈着のレーザー治療は、医療機関により保険治療が適応となります。それ以外、美容目的の治療の場合は保険適応外となります。

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